2014年09月26日

第15回安芸地区錬成大会レポート14

少年部団体戦
この種目は1チーム3名ずつが一人ずつ戦う団体戦。先鋒は黄帯までで指定型は南光、中堅は緑帯までで半月、大将は茶帯までで鎮東。中学生の出場も認められている。かつては7人で争っていたころもあったが、昨年からは3人チームで行われており、1試合の重要性が非常に高くなっている。
この種目はプログラムに掲載されている過去7年間のうち、宮島口支部が3度、廿日市支部が2度優勝しており、地元勢が非常に強い。底辺からトップまでまんべんなく育成がいきわたっている証拠だろう。昨年は宮島口支部が優勝しており、2連覇を目指す。今年は全国大会に出場した田中悠介をキャプテンに、全国大会でコート決勝まで進んだ島田啓太と末吉奏仁の3人でチームを組んだ。廿日市支部は直前にキャプテンの三角圭吾が運動会の練習で骨折し、無念の欠場。宮島口支部から助っ人の荘川見歳が急きょ入り、井上晄輔と大山友雅の3人で編成した。
廿日市支部は初戦でA-city支部に敗れた。全国選手である藤原兄弟と黄帯としては無双の押山水咲で編成したかなりの強豪だ。大将の荘川見歳が主審判定の僅差ながら勝利する殊勲はあげたが、2対1で敗れた。
宮島口支部は準決勝から登場。広島支部を破って勝ち上がった中央支部に苦戦。大将戦にもつれ込みしかも主審判定。からくも勝利して決勝へとコマを進めた。
A-city支部との決勝となり、まずは先鋒戦に末吉奏仁が挑む。相手は中学生の押山水咲。拳歴1年ほどながら中学生で、黄帯ながら午前中の個人戦では茶帯とほぼ互角の勝負をしていた。黄帯ではまさに無双状態で、末吉奏仁も健闘したが、先制を許してしまった。
3人制なので、一敗イコール相手に王手をかけられたということ。しかも中堅戦の相手は低学年の部で決勝に進出しており、春の地区大会では3年生を押しのけて準優勝を果たしている藤原伊吹。宮島口中堅の島田啓太は午前中の低学年準決勝で敗れている。宮島口支部は絶体絶命のピンチだ。
午前中は汪輯で敗れているが、今回は半月での対戦。島田啓太は半月を最も得意としているので、そこに望みを託したい。一同が見守る中演武は終了。判定は島田啓太に上がりタイに持ち込み、応援席はこの日一番の盛り上がりを見せた。
運命の大将戦に田中悠介が挑む。こんなに異様な雰囲気の中試合をするのは初めての経験だろう。相手は春の地区大会鎮東の部決勝で苦杯を舐めている上級生、藤原光希。がんばった下級生の末吉奏仁、島田啓太のためにもぜがひとも勝ちたいだろう。
しびれる試合を制したのは、宮島口支部の田中悠介。2連覇濃厚と言われながら、厳しい試合を立て続けに制して2連覇を達成した。たてつづけに接戦をものにした田中悠介は精神的にも大きく成長したに違いない。またとない経験を積むことができた。
個人戦の学年別では圧勝と言える結果を残した宮島口支部だが、団体戦は薄氷の勝利だった。一歩誤れば逆の結果になってもおかしくない。この結果に慢心せず、努力を怠らないことだろう。

末吉奏仁.jpeg

少年部団体戦優勝 末吉奏仁(宮島口) 小学3年生 7級
優勝歴:H25錬成大会拳手法
好きなこと:野球 好きな言葉:1番
入賞の感想:また団体戦に出たい︎
posted by ファイヤーマン at 23:53| Comment(0) | 大会レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月24日

第15回安芸地区錬成大会レポート13

少年団体演武戦
今日からは団体種目のレポート。個人戦と違い、チームで協力して戦う団体戦は錬成大会ならではで、勝った時の喜びも皆で分かち合えるため、また格別である。周りの応援も個人戦以上に熱が入る。私も現役時代には組手の団体戦によく出場したが、個人戦以上に燃えたものだ。なぜか個人戦よりもずっと勝率が高かった。
団体演武戦は岡山地区大会や鹿児島の少年大会で行われているのを参考に第1回から導入されている。安芸地区は選手層がそんなには高くないので、練習の負担を軽くするために指定型は全試合南光の型である。
昨年から各支部道場2チームまでのエントリーが認められ、今年は13チームのエントリー。昨年は宮島口支部同士の決勝だったが、今年はどうか?過去3年はいずれも別の支部が優勝しており、混戦模様の種目である。
地元勢は宮島口A(小林莉緒、菅桜子、大杉幸穂)は順当に勝ち上がったものの、宮島口B(穴井美空、宮本大翔、田中淳介)は初戦、廿日市(玉川愛衣、濱野沙樹、勝連柾翔)は2回戦で敗れた。宮島口Bは直前に欠場によりメンバーが二転三転したのも痛かった。宮島口Aが準決勝で対戦した上迫永遠率いる広島チームはかなり出来が良いように見えたが、宮島口Aが勝利し、決勝へ進出した。
決勝の相手は大方の予想を覆して呉中央宮地道場となった。緑帯2名と黄帯ながら息の合った演武で3勝をあげて初の団体種目決勝に進出した。
決勝戦はさすがに貫禄を見せて宮島口Aが勝利したが、呉中央は大健闘。発足から日が浅いが、団結力は他の支部に負けないところを見せた。
宮島口Aは2連覇。昨年の優勝チーム一員の大杉幸穂をキャプテンに、準優勝チームに入っていた菅桜子と小林莉緒の3人でチームを組んでいたので、経験豊富だったのが勝因か?宮島口支部の勢いは個人戦だけでなく、団体戦でも止まらなかった。

posted by ファイヤーマン at 23:34| Comment(0) | 大会レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月23日

第15回安芸地区錬成大会レポート12

高校一般男女型の部
春の地区大会は全国大会の予選でもあり、男女別で段級を分けないトーナメントだったが、錬成大会は男女混合で、級とシニア対象のU部とこの種目に分かれる。圧倒的実力の持ち主である矢口悟(中央)には出場を遠慮してもらった。
矢口悟が欠場となることで、一気にトーナメントは混戦模様となるが、全国大会高校男子123トリオのうち、柴田奨真(宇品)と宮嶋優樹(廿日市)は受験のため欠場となり、優勝争いは全国大会男子優勝の稲見光起(中央)と高校女子四位の宮嶋響(廿日市)の争いとなることが濃厚となった。
予想通り二人は危なげなく決勝にコマを進めた。少年部時代から幾度となく安芸地区の大会で決勝を争った二人だが、全国を3度制している稲見光起が勝つことが多かった。しかし今回の決勝指定型の五十四歩は体の堅い稲見光起はやや苦手。対して柔軟性の高いしかも女子の宮嶋響は完成度はまだまだながら十分勝機があるといえる。
二人とも高校一年生でまだまだ五十四歩の完成度は高いとはいえないが、少年部から鍛えてきた技は見ごたえがある。足上げの部分ではやはり宮嶋響の方に分があるかに見えたが、稲見光起もかなり上がるようにはなってきた。
判定は副審2対2と割れた。勝敗を決する主審の手は女子の宮嶋響に上がり、稲見光起に対して久しぶりの勝利となった。
稲見光起は、抜群のキレとスピードが身上だが、こと五十四歩に限っていえば、よさが活かしきれているとは言えなかったのが敗因か?さすがに型の錬度が不足していたのは高校一年生であり否めないが、それはこれから経験を積めば解消されるだろう。
宮嶋響は柔軟性を活かして勝利。高校生になって少ないながらも継続した練習が全国大会に続き実を結んだ。五十四歩も経験不足ながら、練習で毎回打ちこんでいたことが勝利につながった。

宮嶋響.jpeg

高校一般男女型の部優勝 一般団体演武戦優勝(廿日市) 宮嶋響
高校1年生 初段
主な入賞歴:H16中四国大会幼年準優勝 H19全国大会低学年3位 H25全国大会中学型敢闘賞 H26全国大会高校女子型4位
好きなこと:スポーツ 好きな言葉:夢
入賞の感想:男女混合であった今回の試合はとてもハードルが高いものでしたが優勝できて嬉しかったです。この優勝を自信に中四国大会でも良い結果を出せるよう練習を頑張ります。
posted by ファイヤーマン at 22:35| Comment(0) | 大会レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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