2015年06月28日

第24回安芸地区大会レポート1


今年も錬心舘安芸地区空手道選手権大会が開催された。今回で24回を数える。例年4月に開催されるが、今年は国際大会がある影響で6月開催となった。
いつもであれば、この大会は全国大会の予選大会を兼ねるが、今年はすでに国際大会派遣選手が決定されている状態。このことが選手のモチベーションに影響を与えるのか?また昨年秋の錬成大会では、わが宮島口支部が少年部の学年別種目である幼年の部から中学生の部までを制する活躍を見せたが、その勢いは続くのか?見所が尽きない大会である。
大会の模様を廿日市支部、宮島口支部の活躍を中心にレポートする。

初心者の部
小学3年生までの白帯が対象のクラス。かつては多くのエントリーがあったが、近年は各支部も入門者が少なく、今回は14名のエントリー。地元からは廿日市支部の4名が挑戦した。
このクラスは1回戦から決勝まで四股突き10本、前蹴り10本で争われる。入門当初に習う基本技の錬度が問われる。
そんな中、入賞圏内の準決勝には廿日市支部の2名が進出。年長の下前晧史郎は午前中の幼年の部でも準決勝に進んだが、エントリー人数の関係で幼年の部は二位までの表彰のため入賞ならず。準決勝、3位決定戦ともに惜しくも敗れたが、初の入賞を果たした。
彼の祖父は今年50周年を迎える広島修道大学(当時は広島商科大学)拳法部草創期を支えたOB、私の大先輩である。一家で道場に通っているので、自宅練習も欠かさないそう。これからも飛躍が期待できる逸材である。
もう一人勝ち残ったのは1年生の三宝蓮、昨年秋ごろに姉の心愛とともに入門。昨年冬の昇級審査を受けることができず、かなりはぶてていたが今回はその悔しさを見事に晴らしてみせた。
準決勝も勝利し決勝に進出、決勝では広島北道場の楠山君と対戦。前半の四股突きでリードを奪うと、後半の前蹴りはやや劣勢に見えたが前半のリードを守りきり、僅差ながら勝利、嬉しい優勝に応援席も大いに沸いていた。
入門当初はなかなか練習に身が入らなかったが、姉の心愛に引っ張られ少しづつ集中力も増してきていた。今回の結果を励みにさらなる成長に期待したい!

拳手法の部
青帯までの小学生が対象のクラス。高学年の白帯は初心者の部にエントリーできないため、このクラスにエントリーすることになる。
地元からは5名の青帯のがエントリー、その中から宮島口支部の熊谷優香があれよあれよと勝ち進み決勝まで勝ち進んだ。
拳歴はこのクラスにしては長い方だと思うが、優しい性格で普段の練習では闘争心を感じることは少なく、大会前の練習試合でも苦杯をなめることも多かったが、ダークホース的戦いぶりで周囲を驚かせた。
決勝では安田理沙子(A-city)の完成度の高い拳手法に屈したが悔いなき健闘。試合前に先輩のアドバイスを素直に聞いて練習していたのが好成績につながったか?まだ2年生、これでやる気スイッチが入り、闘争心に火がつけばこれからの上達に期待できる!
posted by ファイヤーマン at 15:05| Comment(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月26日

第24回安芸地区空手道選手権大会結果(関係分)2

幼年の部 優勝 H川晋ノ介(宮島口) 準優勝 S田陽登(宮島口)
低学年型の部 優勝 K林莉緒(宮島口) 準優勝 S田啓太(宮島口) 敢闘賞 S川知南(宮島口)
高学年型の部 優勝 T中悠介(宮島口) 準優勝 O杉幸穂(宮島口) 3位 T中淳介(宮島口) 敢闘賞 S川見歳(宮島口)
中学生型の部 優勝 O杉幸蒔(宮島口) 準優勝 S川光葉(宮島口) 敢闘賞 S川悠晟(宮島口)
高校・一般女子型の部 優勝 M嶋響(廿日市)
高校・一般男子型の部 優勝 M嶋優樹(修道大学・廿日市支部出身)
高校・一般男子組手U部 O杉幸蒔(宮島口)

posted by ファイヤーマン at 23:06| Comment(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月24日

第6回中四国大会レポート5中学生

中学生型の部

幼年4名、低学年14名、高学年5名が出場した廿日市支部、宮島口支部だが、中学生型の部はわずか1名のエントリー。前回の中四国大会高学年の部を制した大杉幸蒔だ。二枚看板で錬成大会決勝を争った荘川光葉は駅伝大会と重なり無念の欠場。必然的に錬成大会を制した大杉幸蒔に期待がかかる。
今年は春の地区大会決勝で敗れ、不本意なスタートを切った。膝の故障もあり、環境を変えて再出発。調子を取り戻しつつあったが、全国大会は2年連続で初戦敗退に終わった。
奮起を期した今大会は全国大会2年連続準優勝のY田君(鳥取)や3位のK谷さん(広島地区・寺西支部)を筆頭に、過去の全国大会で上位の経験を持つ強豪が揃うトーナメントで苦戦は必至。まあ幸蒔も一昨年の全国大会高学年で準優勝だ。
序盤戦は順当に勝ち進みベスト8に進出。安芸地区本部の選手は幸蒔以外は敗退してしまったようだ。
準々決勝も、見ていないのだが3対1で惜しくも敗れた。それでも安芸地区本部全滅を防ぎ、唯一入賞を果たして、廿日市支部、宮島口支部にとって少年部全種目入賞という快挙を決めたのは殊勲といえる。
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本人は相当に悔しかったようで、閉会式でも終始浮かない顔をしていたが、それでも春の地区大会での不調からは完全に脱したように思う。中学になり小学生時代にしのぎを削ったライバルたちからは遅れてしまった感は否めないが、中学3年生になる来年は捲土重来の年としてほしい。
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posted by ファイヤーマン at 12:53| Comment(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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