さる6月8日(日)倉敷マスカットスタジアム武道場で、毎年恒例の広島修道大学・岡山地区本部親善試合が開催されました。
今年で36回目を迎える伝統の大会で、安芸地区本部も参加しています。高校生以上が対象の試合ですが、非常にハイレベルで、全国大会の前哨戦ともいえる熱い大会です。
わが廿日市支部からも宮嶋兄妹と石井勇輝の若手が参加しました。初参加だった高校1年生、宮嶋響は岡山のレベルの高さに少々ビビっていたそうですが、私から見れば互角に渡り合っていたと思います。いい経験になったでしょう。兄の高3、宮嶋優樹は復帰したばかりとはいえ、型で2位、組手で3位、団体型で2位と活躍。全国大会での活躍が大いに期待されます。一昨年の型3位を上回る成績を期待したいです。
午後にはゲストとして、アームレスリング世界王者の宮本さんと、女子総合格闘技界のレジェンド、藤井さんが来場されました。藤井さんは岡山地区本部長の松尾先生の大学の後輩にあたるのだそうです。宮本さんの力コブ、ハンパなかったです。
藤井さんは、フジメグの愛称で親しまれた女子総合格闘技のレジェンド的存在。短時間で一本勝ちを修める試合運びから、「秒殺女王」の異名で有名ですが、おっかない異名ながら非常に綺麗な方で、緊張しながら勇気をだして話しかけたら、気さくに優しく応えてくださいました。
青い目のケンシロウこと総合格闘技の雄、ジョシュ・バーネット選手と親交が厚いのも有名で、ジョシュ選手の言葉の端々からは、フジメグさんへのリスペクトが強く感じられます。スキージャンプのレジェンド、葛西選手と同じく、海外での評価も非常に高い方です。
話題を空手に戻して、他にも修道大学、安芸地区本部は大活躍しました。入賞は逃しましたが、響と同じくこの大会初出場だった元世界王者、稲見光起も大人を大きく凌駕するスピードは大きな存在感を与えていました。
女子組手の内谷も強くなりました。6連覇男のKさんも彼女のことを強いと言っていました。技がもっと多彩になるといいのですが?才能ではかつての鶏内、土居以上かも?
高3の柴田奨真はこの日一番目立っていました。上段への半飛び足刀は圧巻でした。
主な結果は以下のとおりです。
型級の部
優勝 佐々木絢圭(修道大学)
型段の部
準優勝 宮嶋優樹(廿日市)
高校・一般級・壮年組手の部
優勝 柴田奨真(宇品) 3位 宮嶋優樹(廿日市)
高校・一般女子組手の部
3位 内谷美咲(修道大学)
型団体戦
準優勝 安芸B(柴田 宮嶋 稲見)
男子組手団体戦
優勝 安芸A(宮地 中村 柴田)
岡山勢は相変わらずのレベルの高さでしたが、今大会初優勝を果たした一般男子のS木選手(加茂川支部)は今年好調の様子。もともと非凡なものは持っていただけに今後はブレイクしてほしいですね。女子組手準優勝だったO橋さんは私が見てきた大会では初めて決勝進出しました。高校生の時から長いリーチから繰り出す技には大きな将来性を感じていましたが、今回はさらに強くなっていたという印象でした。間違いなく大器です。リーチを活かした錬心舘らしい足技が身につけば鬼に金棒でしょう。優勝したO部さんはさすがの試合運びでしたね。男子のY番長も相変わらず素晴らしかったです。もう3〇歳とは。

近藤本部長と私服の松尾本部長を挟んでいる私服の男女が宮本さんとフジメグさんです。
posted by ファイヤーマン at 00:12|
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大会レポート
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