高校男子型の部は全国大会優勝のS田奨真(宇品)と三位のM嶋優樹(廿日市)が順当に決勝進出を果たした。第1、第2シードとはいえ、層の厚い中四国大会で勝ち上がるのは簡単ではなかっただろう。だが優樹の五十四歩がついに広く公開されるかと思うと少々複雑な心境だ。
一般女子型の部では広島北道場のM田選手が出場。ベスト8で敗れたが、他は全員黒帯で少年部上がりの選手の中、後半戦に残ったのはたいしたもの。
一般男子型の部には修道大学のM本大夢と中央支部のY口悟が準決勝で対決。全国大会三位のM本が地区大会の雪辱を果たして前回に続き決勝に進出した。悟は三位。旗の本数ほどの差はないと思うが、次は全国大会での対戦を見てみたい。悟の五十四歩は全国屈指である。